基礎知識|葬儀教え隊


供花と供物はどうするのか事前に決めておこう

大切な人が亡くなってしまいますと、あっという間に葬儀を執り行わなくてはいけなくなります。何となく故人が生きている間に、亡くなった後の話が出来ていれば別ですが、急な訃報などは焦ってしまいますよね。葬儀を執り行う際には、最低限の基礎知識を身に着けておく必要があります。

では、どのような点に気を付けなくてはいけないのでしょうか。それは、供花と供物はどうするのかというのを、事前に家族間で方針を決めておくことです。何故かと申しますと、供花と供物を辞退する際には、その旨を受付前に掲示する必要があるからです。

そして、関係者に葬儀の案内を送る際にも、事前に辞退するのであればそのことを書いておきませんと、持ってきてしまう人がいます。もしも辞退をしない場合には、贈られた供花と供物は必ず受け取るようにして、受付で拒否をするような真似は絶対にしないで下さいね。

葬儀社の規模で良し悪しを決めてはいけない

何事もインターネットの情報だけで判断するのは危険です。葬儀社を決めるときも、インターネットだけでなく、事前相談や見学に出向いてから決めるようにしましょう。しかし、何の基礎知識もないと良い業者かどうか見抜けません。

良い業者か悪い業者かを見抜くための基礎知識はきちんと頭に入れておきましょう。葬儀社の規模で良し悪しを決める人がいますが、これはいけません。規模が大きければ安心とは限らないです。もちろん、規模が小さいからといって、きちんと仕事をしてくれないと言うわけではありません。

規模の大小に目を向けるのではなく、客への応対が行き届いているかどうかを重点的に確認しましょう。素人である遺族に対し、専門用語を乱発するような社員がいるところは避けたいです。質問に明確な答えを返さない、自分の考えばかりを押しつけてくるような社員もNGです。